鹿児島市谷山医療法人じげんじ久保クリニック(泌尿器科・内科)−前立腺肥大症、前立腺がん、尿路結石症、尿失禁・頻尿、血尿、膀胱がん、腎がん、包茎・パイプカット、生活習慣病などの治療・相談

 
 
 
 
尿路結石
放置すると怖い尿路結石、その症状に応じた治療法をご提案
尿路結石

「あまりの痛みで、夜中に救急車を呼んで病院へ行った」などの体験談もよく聞かれる「尿路結石」。日本人の生涯罹患率は約10%。つまり、10人に一人は経験するとても身近な病気です。

7対1で圧倒的に男性に多かった「尿路結石」も現在では男性2に対して女性1の割合で、女性にも多い病気になってきました。それでも、40〜50代のビール好きの男性に多いのが特徴です。

尿路結石とは?

「尿路結石」とは、腎臓にできた結石が尿路に詰まって尿の流れが悪くなる病気で、症状には前兆がなく、突然激痛に襲われて初めて石の存在に気付くことがほとんどです。
たとえ痛みが一旦治まっても放置せず、すぐに専門の医療機関を受診しましょう。場合によっては、腎盂腎炎や膿腎症、敗血症など大きな病気につながることもあるため注意が必要です。

左右どちらか片方の横腹から背中にかかる部分が痛むというのが特徴です。さらに、血尿が出るケースもあります。その他の症状としては、冷や汗をかいたり吐き気を催すなど、胃腸の病気と勘違いするケースも見られます。
また、痛みの強さと石の大きさは必ずしも比例せず、石が大きくなり過ぎてしまった場合は鈍痛程度であることも多く、このケースを放置しておくと大変危険です。

尿路結石の成因、食事療法の詳細はこちら

尿路結石の原因

普段は尿中に液体として排泄している不要な物質が結晶化しやすくなることなどが原因として挙げられます。特に、欧米化した食生活が結石を作る最大の原因として考えられ、動物性たんぱく質と脂肪の摂取過多やビールなどのアルコールとシュウ酸の過剰摂取も同様です。

尿路結石の治療法

「尿路結石」の治療では、保存的治療又は泌尿器科的治療で結石を取り除きます。「尿路結石」の診断では検尿、腹部超音波、レントゲンを行い、尿酸結石などの場合はCTの撮影が必要になります。

診断確定後、痛み止めで痛みを取りながら、直径5〜6ミリ位までの石なら自然に尿から排出される可能性が高いので、たくさんの水を飲みながら3〜4ヶ月経過を診ます。
石が6ミリ以上になると自然排出が困難となり、手術が必要となります。手術方法として、尿管ファイバースコピー下にホルミウムヤグレーザーを使い、石を破砕して取り除く方法と、身体への負担軽減と治療時間の短縮が見込める体外的衝撃波結石破砕術(ESWL)の二つがあります。

尿路結石の予防

「尿路結石」は再発しやすいと言われる病気です。ですが、普段の生活に気を付けることで再発防止が可能です。
中でも、最も気を付けたいのが水分の補給。1日2リットル以上の水を飲みましょう。井戸水や沸かした時に白い結晶が出る水は避けて下さい。結石は動かない時に出来やすく、食後すぐの就寝は厳禁。食事から出る老廃物が夜中に排出されるので、就寝前の水分補給も効果的です。ビールは結石の素になる尿酸が多く、脱水症状を起こすのでお勧めできません。

最後に、野菜や果物を多く取って不要な物質が結晶化しないようにバランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。

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