鹿児島市谷山じげんじ久保クリニック−前立腺肥大症,前立腺がんなどの治療・相談

 
 
 
前立腺肥大を克服しよう!

イラスト「最近、オシッコが近くなって夜中に何度も起きてしまい寝不足だ…」

「仕事の途中で盛んにトイレに行きたくなり、仕事どころではない…」

「排尿後もすっきりとせず、残っているようで何となく落ち着かない…」

50〜60代の多くの男性にみられる前立腺肥大症の症状です。前立腺肥大になると毎日の生活のリズムが乱され、何となくスッキリしない日が続きます。あなたも早めに対処してすがすがしい毎日を過ごしましょう。

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■前立腺肥大症とは?

前立腺イラスト2前立腺は膀胱のすぐ下にあり、内部を尿道が通っている器官です。この前立腺が年齢とともに肥大することにより、尿道が圧迫されてオシッコの出が悪くなるなどの状態をもたらすわけです。
前立腺肥大症は年齢と深い関係にあり、50歳以上の3〜4人に1人、70〜80歳台では10人のうち7〜8人が前立腺肥大症の傾向があるといわれており、患者数は年々増加し続けております。

●前立腺肥大には第1期から第3期までの症状があります。
第1期(膀胱刺激期)
夜間にトイレに行く回数が多くなる、尿の勢いがない、すぐ出ない、少量である、時間がかかるなどの症状。
第2期(残尿発生期)
排尿後もすっきりとせず残っているような感じがする(残尿感)状態。
第3期(慢性尿閉期)
昼夜を問わずトイレに行く回数が増え、排尿にかかる時間が長くなり、一回の排尿に数分かかるような状態。時には尿が全く出ないケースも。

■前立腺肥大症はなぜ起こるの?
原因の一つに加齢による男性ホルモンの崩れがあると考えられています。年を重ねるにつれ、ホルモンのバランスが崩れ、老化現象として前立腺の中にコブができるのだと考えられています。
また、体質や食生活の欧米化、生活環境も影響しています。
■前立腺肥大症の検査と診断

前立腺肥大症は、男性であれば誰でもなる可能性があります。50歳を過ぎて尿の出が悪いと感じたら、一度泌尿器科の検査を受けてみてください。

●前立腺肥大症の診断には、一般的に次のような検査が必要です。
1.尿流測定
他覚所見として、排尿障害の程度を数値化して表します。
2.直腸指診
前立腺の大きさ、硬さ、表面の状態(なめらかさ・凹凸)がわかります。
3.超音波診断
前立腺の詳細や残尿のおおよその量も推定できます。
4.血液検査(腫瘍マーカーの測定)
腫瘍マーカー検査は前立腺ガンとの鑑別のために行ないます。
また、前立腺に関係する症状(尿の勢い、排尿回数、尿が残った感じなど)を点数化して、前立腺肥大症の重症度を確認する「I-PSS(国際前立腺症状スコア)」という質問表がありますので、チェックなさって下さい。
(一般に7点以下が軽症、20点以上が重症とされています。)

前立腺イラスト2
I-PSS(国際前立腺症状スコア)
全くなし
5回に1回
の割合未満
2回に1回の
割合未満
2回に1回の
割合
2回に1回の
割合以上
ほとんど
いつも
最近1ヶ月間、排尿後に尿が残っている感じがありますか。
0点
1点
2点
3点
4点
5点
最近1ヶ月間、排尿後2時間以内にもう一度行かねばならないことがありましたか。
0点
1点
2点
3点
4点
5点
最近1ヶ月間、排尿途中に尿が途切れることがありますか。
0点
1点
2点
3点
4点
5点
最近1ヶ月間、排尿をがまんするのがつらいことがありましたか。
0点
1点
2点
3点
4点
5点
最近1ヶ月間、尿の勢いが弱いことがありましたが。
0点
1点
2点
3点
4点
5点
最近1ヶ月間、排尿開始時にいきむ必要がありましたか。
0点
1点
2点
3点
4点
5点
最近1ヶ月間、床に就いてから朝起きるまでに普通何回排尿に起きましたか。
(0回)
0点
(1回)
1点
(2回)
2点
(3回)
3点
(4回)
4点
(5回以上)
5点
■前立腺肥大症の治療法
前立腺肥大の治療法には薬物療法、手術療法があります。鹿児島市谷山のじげんじ久保クリニックでは、薬物療法に加えTUR-Pと呼ばれる経尿道的内視鏡手術およびレーザー内視鏡手術を行っております。いずれも短期入院で済むのが特徴です。
●経尿道的前立腺切除術(TUR-P)
先端に電気メスを装着した内視鏡を尿道から挿入し、患部をみながら肥大化した前立腺を尿道内から削り取る方法です。お腹を切って肥大した前立腺を取り除く従来の方法に比較して,TUR-Pは体にかかる負担が少ないため,高齢の方でも手術を受けることができます。重い心疾患がなければ、90歳を越える方でも手術が可能です。TUR-Pは肥大症手術のゴールドスタンダードです。ただし、術者の技量に大きく依存します。
●レーザー治療
尿道に内視鏡を挿入し、内視鏡からレーザー光線を照射します。そして肥大結節を焼いて壊死を起こさせ、縮小させる手術法です。
●高温度治療
高温度治療もかつては注目されていましたが、再発や治療効果が低い、優秀な薬の開発などがあり、最近ではあまり行われていません。

前立腺肥大症は当初のうちは頻尿だけの症状ですが、進行してくると尿毒症や感染症、尿閉を併発します。また同じような症状でも前立腺がんなどの病気の可能性もありますから自分で安易に判断せず、早めに泌尿器科の専門医に相談しましょう。

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